ナース 人間関係

看護師の人間関係を改善するために役立つ3つの方法

交流分析とは

合う相手、なぜか合わない相手

病院に限ったことではありませんが、グループを作ると、なぜかうまくいく相手がいると思えば、特に理由は見当たらなくても調子が狂う相手がいます。
これは、その相手が同僚、後輩、または上司といった違いに関係なく、どの場合にも当てはまります。

 

ある人のことを、注意ばかりするうるさい親のように感じたり、妙になれなれしく、付きまとってくる子供のような性格が気に入らなかったりすることもあります。
もしかすると、それを患者に対しても感じることがあるかもしれません。

 

一人でいるときには、あまり感じることはなくても、グループで何人かと一緒にいるときや、仕事をする場合には、自分が思っている以上に、意識しない、無意識に感じている大きなことが、相手との関係に影響がある、このように感じるでしょう。

 

アメリカの精神科医が行っている「交流分析」というものがあります。
これは、このような無意識の部分をさらに知りたいならとても役立ちます。

 

たとえば、ナースと患者、または同僚などの交流において、会話の裏に、どのような見えない部分が隠されているのか、それを分析する、といったことが行われています。
この「交流分析」を知ることは、自分自身についてさらに気付いていく、ということでもあります。

 

アサーションについて

看護師の方、特に新人ナースの場合は、同僚や上司、患者に対して自分が思っていることをどうやってうまく伝えたらいいのか、また相手から受けた言葉などに対しての、自分の気持ち(その言葉で私は傷ついた、またはとてもうれしい、など)をどう表現すればいいのか、について悩むことが多いと思います。
それには理由があります。

 

日本の教育では、表面的には、「子供は自由で創造的でいてほしい」となっていても、実際には順応できる子供が評価されているからです。
自己主張をすることを、よく考えてからしなさい、という押し付けを、教育してきたのです。

 

「もっと自由で活動的にしなさい!」といいながら、教師の「じっと机に座って、私のほうだけを見ていなさい」、あるいは母親の「遊んでいないで勉強をがんばりなさい!テストで一番をとりなさい」といった表情によるメッセージの、「言葉にしていることと、それを言っているときに表情に出ている言葉とは違う本心」の、二つのメッセージを子供が同時に受けてしまうと、その子供を統合失調のようにさせてしまいます。
これは、人類学者のグレゴリー・ベイトソンが「人間の精神のダブルバインド」と呼んで分析しています。

 

さて、ナースの方が、自分の気持ちをケンカの原因にすることなく、正しく相手に伝えたい場合には、アサーションが役に立ちます。
この「アサーション」は、自分自身も、相手のことも大事にした自己表現のスキル、といえます。

 

これはアメリカで誕生したものです。

 

コーチングについて

最後は「コーチング」について説明をします。
これは、名前の通り、一対一でコーチが相手にするものです。

 

これもアメリカで誕生していますが、今までの2つとは、大きな違いがあります。
それは、80年代において、会社の中で社員の業績を上げるための方法として生まれた、ということです。

 

ですが、これは相手に一方的にやり方等を押し付けるものではなくて、相手が自分自身で目標を決めて進むための、「相手が自ら進んで行動することを促す、コミュニケーションの技術」というものです。

 

3つのなかで、このコーチングが看護と医療の世界では最も多く取り入れられています。
看護のチーム内でのコミュニケーション、リーダーのトレーニング等の分野で取り入れられていて、指導する力を上げることに成果を出しています。

 

また、患者とのコミュニケーションについてや、そのほかには、看護師が自分から具体的な目標を決めて、それに沿って、たとえば注射の準備などについてスキルを高めていけるようにコーチが指導をしていく、といったことも行われています。

 

 

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