看護師が不足している原因

なぜ、看護師の数が不足しているのか

今、看護師の数が足りなくて困っている病院は増加傾向にあります。
大きな原因として考えられる、3つの点を挙げます。

 

仕事そのものに対する考え方の変化

最初に、以前のような熱意を持って看護学校に入る学生が減ってきていて、看護師の仕事が、これからの人生で自分自身の職業になる、という強い意志を持った人が少なくなった、そのような面が原因の一つだ、と言うことができます。

 

勉強も出来て、うまく文章を書くことも出来るんですが、看護そのものに対しての意欲があるか、と言う点については、今の学生と昔とでは違ってきている、と感じます。

 

看護学生に、なぜ看護師になりたいのか、というものを書かせたときに、昔の学生ならすんなり答えが出ても、今は違う、といいます。
現在は、手に職をつける、または大学に落ちてしまったから看護学校にいく、という傾向が多いんです。

 

自身の能力不足に気付かない

2つ目に考えられるのは、仕事が終わらず残業の時間を30分ほど超えてしまったとき、新人ナースが、「タダ働きをさせるんですか」と訴えた話があり、昔では考えられないことのようで、入職後の一年間は、仕事が出来なくて迷惑をかけている、と過去の新人は思ったそうですが、今の状況はまったく違うものに変わってしまいました。

 

双方のコミュニケーション力の低さ

最後の点として、今の新人は、先輩が助言をしても、それを怒られている、と受け取ってしまって、何もいえなくなってしまう、という事が増えています。
先輩は、自分の知識を後輩に伝えたい、と言う思いで言っているのですが、それを受け取る側の新人が間違った解釈をしてしまって、ギクシャクした関係になってしまいます。

 

大切なこと

この3つの点から、今看護師が不足している原因は、かつての看護師は職人のようで、先輩から学びながら仕事をしていく、という要素があったのに対し、いまでは普通に多くある仕事のひとつ、として捉えられているように感じます。

 

医療は進化し続けていて、看護師にもそれに対応できる力が求められています。
昔より、現在のほうが、大変なことも多いと思います。

 

新人に対して、きちんと教えられる環境が少ない、ということも、大きな原因です。
一生懸命に教えても、「また怒鳴られた」と受け取られることも多く、教える側のコミュニケーション能力も低いのでは、と考えています。

 

今現在、新人の看護師は、医学について専門的なことを非常に多く学ばなければいけない状況です。
ですが、現場で覚える、と言うことはたくさんあります。

 

例えば、同じ処置にしても、病院によって手順などが違う場合があり、そこでやり方を覚える、と言うことになります。
そのときに大切なのが、先輩とのコミュニケーションがきちんとできるか、という事です。
それがうまくいかなければ、教えてもらうことが出来ませんよね。

 

新人教育のときに、教わる側だけでなく、教える側になったときに、うまく後輩に伝えることが出来るか、と言う学習が、不足している、と感じています。

 

 

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