看護師 患者とのコミュニケーションについて

患者とのコミュニケーションのポイント

患者には専門用語を使わず、わかりやすく

ナースの仕事では、専門用語を使います。
だから、つい患者や、その家族の人たちにまで専門用語で話してしまうことがあります。

 

ですが、「ステート」といっても、それが聴診器のことだ、と知っている患者はいないでしょう。

 

看護師にとって普通に使う言葉でも、一般の患者さん、家族の方には伝わりませんし、医学用語というものは、どこか怖さを与えてしまいます。
人によっては、わざと難しく説明をされた、と思ってしまうかもしれません。
そして、あなたは普通に接しているつもりでも、その医学用語のせいで「冷たい看護師」と思われることもあります。

 

ナースは、患者さんに接するときには、不安な気持ちや怖さを少しでも取り除いてあげて、病気を治すための手助けをするのが仕事です。
患者、そしてその家族には、どんなときでも「わかりやすい言葉を使う」ように心がけて、話す内容を理解してもらえるようにしましょう。
コミュニケーションは、患者に信頼してもらうためには欠かせないものです。

 

言葉ではないコミュニケーションの大切さ

ナースと患者の関係を良好なものにするためには、言葉によるコミュニケーションはもちろん、言葉を使わないコミュニケーションも重要になってきます。
普段、人は会話をすることで生活をしていて、言葉によるコミュニケーションが目立っていて、それ以外のコミュニケーションについては、それが普段の生活の中で大きな割合を占めている、ということに気付かないものです。

 

ある研究によると、人がするコミュニケーションのうち、言葉によるものが7%、声の調子やイントネーションなどが38%、ボディーランゲージが55%という結果が出ています。
患者さんと接するときには、その表情やしぐさ、声の調子やまなざし、沈黙した様子などから患者自身の心を読み取り、理解してあげる必要があります。

 

 

ここで、言葉以外のコミュニケーションについて、表にまとめてみます。

言葉以外の情報

どんな様子? (何を表しているの?)

表情

目、口の広がり (笑い、怒り)
目、口を縮ませる (悲しい)

しぐさ、身振り 小刻みに足を揺する (イライラしている、不安がある、など)
姿勢 うなだれる (気持ちが内向的になっている)

 

患者の訴えを聞き逃さないために

どの患者も、全ての人について心のケアが必要であるということを、ナース自身が心得ておかなければなりません。
ですが、困っていることなどを、なかなか話してくれない場合はどうすればよいのでしょうか?

 

ここで、心を閉ざしている患者さんがいるとして、それは何故なのか、原因は何か、ということを、その患者の気持ちに向き合いながら、徐々に理解していきます。

 

 

もしかすると、その患者は「自分のことなど、話してもわかってもらえない」「つらい気持ちはきっとわからない」と思っているのかもしれません。

 

もしくは、「病院というものは病気を治すためにあって、気持ちをわかってもらう場所ではない」と感じているのかもしれません。

 

また、ナース自身が、「患者の気持ちの領域は私が関わることではない」と思わせるメッセージを(言葉によるもの、言葉ではない態度によるもの)発してしまったのかもしれません。

 

 

このような時は、いきなり答えを求めようとはせずに、普段の看護のときに「何か困ったことがあればお話をうかがいますね」「不安に思っていることはありませんか」となるべく声をかけ、「私はあなたに関心を持っていますよ」という気持ちを伝えるようにします。

 

 

>>すべて無料!ナースフルの詳細はコチラをクリック<<